床下地完成後の後工事業者様へのお願い

技術情報施工に関して後工事業者様へのお願い

■材料の置き方及び作業について

1.間仕切り壁、造作工事完了後に捨貼合板、フローリング等を搬入する時は、 瞬間的な衝撃を加えないように、静かに床に下ろして下さい。
2.間仕切り壁、造作工事完了後の床下地上への仮置きは室の中央部に180kg/m2を最大とする。
  ※床下地材の変形や床レベルに影響がでますので遵守して下さい。



■床先行工法におけるLGS、 LVL下地組の固定ついて

1.床下地上に取り付けるランナーはLGSの場合はLGS固定用ビスφ4mm、長さ20mm@450mm程度で固定し、LVLの場合は木用ビスφ4.2mm、長さ51mm(コーススレッド)で固定して下さい。
2.ランナーとスタットが擦れての発生音を防ぐために、ランナーとスタットは上下全てビスで固定して下さい。
  (頭つなぎのランナーとスタットも同様)
3.戸界壁と間仕切り壁の取り合い部でのクロスのチリ切れを防ぐために、スタットは次の様に戸界壁に固定して下さい。



【戸界壁が躯体壁の場合】

固定位置は、床仕上から100oと床仕上から1,200oピッチ程度とし、固定方法は、LGS固定用コンクリートビスφ4mm、長さ32mm(Pレスアンカー鍋頭等)、LVL固定用はコンクリートビスφ4mm、長さ75mm(Pレスアンカーさら頭等)とする。


【戸界壁が石膏ボードを使用した耐火遮音壁の場合】

遮音壁メーカーの標準施工指導書に準じた施工を行って下さい。